皇統譜とはなんぞや?はたしてなにがどのような方式で書いてあるのでしょう?好奇心そそられますね。きっと家系図作成上の模範となる要素があるはずです。
平成13年4月1日「行政機関の保有する情報の公開に関する法律」が施行されました。宮内庁の管理する皇統譜もその対象です。
そこで、宮内庁に対して、行政文書開示請求を試みてみました。
地理的事情で、宮内庁まで出頭して閲覧するのは、困難でしたから、皇統譜の写しの交付を求めました。
開示にあたっては、行政文書の名称を明らかにしなければなりません。
皇統譜にも旧譜、大統譜、皇族譜の区分があり、さらに調製年月日で区別されていました。といってもなんのことだか分かりません。
当初、旧譜皇統譜で愛子様の記載ある文書をリクエストしたのですが、案の定と申しますか、行政文書の名称で不備が見つかったのです。
親切にも宮内庁から「愛子様の記載ある行政文書は旧譜皇統譜でなく、皇族譜平成1年度ですよ」とのご指摘があり、補正しました。
最初の開示請求から1月半。ようやく皇統譜(皇族譜)がてもとに届きました。
わたしたちの戸籍とは、やや内容が異なります。皇族方の生年月日、出生地、命名年月日、成年式年月日、婚姻年月日が記載されていました。毛筆、手書きであるところは古風で奥ゆかしさを感じさせます。
全部で24枚の写しが交付されましたが、おや?系線で人物をつなげる系図らしき様式は、見当たりません。
わたしが見たかったのは、系線でつながれた人物の配置、すなわち系図の記載方法だったのですけどね。
どうやら皇族譜は、系図方式で記載されていないらしいのです。
宮内庁にあらためて系図方式の文書が見たいことを伝えると旧譜皇統譜であることが判明しました。
わざわざ遠回りしていたのですね。
これもなにかのご縁。皇族譜を基調とする系譜リストの手書版オプションなんかの構想も浮かんできました。